塗替えについて

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自分でできる外壁チェック
自分でできる外壁チェック
<クラック>
建物の構造(骨組み)からの影響が考えられます。
自分ででできる外壁チェック
<内部鉄筋錆膨張によるクラック>
ひび割れなどから雨水や炭酸ガスが躯体内に浸入していることが考えられます。
自分ででできる外壁チェック
<チョーキング>
手のひらで擦ってみると、チョークの粉のように手に付きます。
自分ででできる外壁チェック
<膨れ>
鉄筋の錆膨張orコンクリートとモルタルの剥離が考えられます。(詳しくは打音検査をします)
自分ででできる外壁チェック
<ほこりとカビと苔>
適温の中で、水分が一か所に溜まったまま流動しない場合に起こりやすくなります。
自分ででできる外壁チェック
<爆裂>
コンクリート中性化による鉄筋錆の体積膨張によります。
自分ででできる外壁チェック
<鉄骨の錆>
雨水によって腐食することが原因です。
自分ででできる外壁チェック
<鉄骨の剥離>
タイル材料を張っている接着モルタルや目地材料が劣化して起こります。
自分ででできる外壁チェック

「コケ類」「汚れ」などは「塗装面の浮き、はがれ」や剥離を招く原因になります。
また、「サビ」や「クラック」ができはじめると内部の鉄骨が腐食し「鉄骨の腐食」を招きます。
建物の寿命は私達の体と同じです。普段からこまめな検診(点検)と愛情をかければ長い年月の間に大きな差が現れます。
低い位置の簡単な工事や、特殊な塗装や特殊な機器器具を必要としない、あまり劣化の進んでいない場合は、自分で対応してあげましょう!

塗替え対処方法

低い位置の簡単な工事や、特殊な塗料や特殊な機械器具を必要としない、あまり劣化の進んでいない場合は、以下の説明を参考にして、ご自分で塗替え作業が可能です。

【旧塗膜の現状と下地処理の方法】

(1)木造ラス張り仕上モルタル塗構造の場合
「カラーモルタル掻き落とし仕上」や「リシン吹付仕上(水性アクリル樹脂などで砂の粒を壁に吹付けたものの場合)」や「吹付タイル状仕上」などの仕上方法でできている場合、まず、カビ・苔・ほこり・泥がこびり付いていることが多いので、高圧水の噴射やブラシなどでこれを落とします。
脆弱部は金属器具でできるだけ落とし、クラック(ひび割れ)などはノンブリード(可塑剤が壁の仕上材に何ヶ月か経ってから滲み出ないようになったもの)タイプのコーキング材や、樹脂セメントフィラーなどを充填したのち、壁全面に樹脂セメントフィラーやカチオン系樹脂セメントフィラーを塗布するのが最良です。

(2)鉄筋コンクリートの上モルタル壁の上に各種の仕上材を吹付けた場合
同じく、カビ・苔・ほこり・泥を、高圧水の噴射やブラシなどで落とします。
「打音検査」を壁全面に実施して、下地のコンクリートとモルタル刷毛引き壁の間が浮いていないか、密着度を検査します。浮いていれば、「エポキシ樹脂注入」「ステンレスピン+エポキシ樹脂注入」などのそれぞれの程度に応じた対応をします。脆弱部は金属器具でできるだけ落とし、鉄筋の露出があるときは防錆処理と樹脂セメントで埋め戻しを、クラック(ひび割れ)などはクラックに沿ってUカット(断面Uの字に彫る)を実施しノンブリード(可塑剤が壁の仕上材に何ヶ月か経ってから滲み出ないようになったもの)タイプのコーキング材を注入します。
家の内部までの貫通クラックの場合は「低圧エポキシ樹脂注入」を施し、樹脂セメントフィラーなどで壁の埋め戻しをして、その後、壁全面に樹脂セメントフィラーやカチオン系樹脂セメントフィラーを塗布するのが最良です

(3)サイディング壁の場合
同じく、カビ・苔・ほこり・泥を、高圧水の噴射やブラシなどで落とします。
損壊部分は修理か交換を、軽度のクラックはノンブリードタイプのコーキング材を注入、その後、最終仕上材によってシーラー塗布または壁全面に樹脂セメントフィラーやカチオン系樹脂セメントフィラーを塗布することを選択します。

(4)鉄製品(鋳鉄は除きます)の場合
錆はケレン棒、ワイヤーブラシ、サンドペーパー、電動サンダー、ショットブラスト、ショットピーニング、あるいは化成処理、など目的に応じてその錆落としのケレン程度を選びます。(「ケレン」とはClean(クリーン)の日本語訳が訛ったものです)JISでも目的に応じて全面地肌まで見せるものから、活膜を残して脆弱部分のみ撤去するものまで、4種類が定義されています。
ケレンが終了すると、また新たな錆が発生しないうちに、錆び止め塗料を塗ります。しかし「亜鉛引き鉄板」の場合は直接塗料を塗ると、金属石鹸という化学反応のため接着力が劣りますので、化学的処理(リン酸亜鉛処理・クロム酸処理)をして、次に機械的処理ケレンをして、その後ただちにエッチングプライマーで表面処理をします。
「カラー焼付け鉄板」の場合も、それ用に対応した錆び止め塗料(鉛化カルシウム系:大日本塗料「OZプライマー」など)が必要です。

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